人工透析、腎臓内科、外科


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腎臓内科

慢性腎臓病(CKD)の定義は
1) 尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らかー特に蛋白尿の存在が重要
2) GFR(糸球体ろ過量)<60mL/分/1.73u
1)、2)のいずれかまたは両方が3ケ月以上存在するということになっています。
簡単にいうと以下の方が当院の診療対象として当てはまります。
1) 健康診断で尿の異常を指摘された方
2) 足のむくみが気になる方
3) 糖尿病で尿に蛋白が出ていると言われた方
4) 血液検査で腎機能が低下していると言われた方


先ず、本当に腎臓が悪いかどうかを検査しましょう。慢性腎臓病(CKD)と診断された場合、
自分に今どの程度の腎障害があるのかを正確に把握しましょう。

慢性腎臓病(CKD)の病期を以下に示します。
病期 定義 GFR
 腎症はあるが機能は正常以上  90以上
 軽度低下  60〜89
 中等度低下  30〜59
 高度低下  15〜29
 高度低下  15未満
慢性腎臓病(CKD)は放置しておくと末期腎不全に移行し人口透析へ至るばかりではありません。
CKDの患者さんたちは心筋梗塞や脳卒中になりやすいことが分かっています。
CKDの管理は人工透析に至らないようにするのみではなく心血管系イベントを予防する意味でも重要です。治療の基本は食事療法となりますので管理栄養士(非常勤)にも治療に参加してもらいよりきめの細かい管理を行っています。さらに、現在血液透析導入原因疾病第一位の糖尿病性腎症に対しては、糖尿病専門医(非常勤)と連携して治療にあたっております。

しかしながら、進行した腎不全の回復・進展防止は、現在の医学でも限界があり不幸にも透析治療が必要になる方もおられます。透析導入の場合でも血液透析、腹膜透析を中心に、腎移植の相談紹介もさせて頂いております。

当院では尿異常から腎不全までをトータルに診療し、腎臓病の治療はもとより、合併する他の疾患の予防と治療のあわせて行い、患者さんのからだ全体に気を配ることのできる全人的治療を心がけております。
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山本クリニック
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